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ハワイリラクゼーションでのBGM効果healing music
日常の疲れやストレスが溜まってきたな、と感じた時に行きたくなるひとつがスパ。
プロのテクニックと香り高いアロマに包まれながらのマッサージは確かに癒されますが、実は別の物からも癒されている事にお気づきでしょうか。
それは施術中に流れている音楽からです。私達が日常的に耳にしている一般的なものとは違い、BGMとして使用されている曲はどう違い、どのような音楽なのかを、ここではご紹介いたしましょう。
流れている音楽は一言でいうならば癒しの音楽=Healing Musicと呼ばれていて、体の疲れを癒しストレスを解消してくれる効果があります。普段あまり耳にしない癒しの音楽とはどのような曲なのか、改めて注目してみましょう。
なぜ<癒しの音楽>を使用するスパが多いのか
脳から出る脳波にはアルファ波とベータ波という二種類があります。心身の状態によって異なり。リラックスしている時や何かに集中している時に出ているのがアルファ波(8〜13ヘルツ)です。
健康な人であれば、肩の力を抜いている姿勢や目を閉じているだけでも頻繁に現れるもの。
一方、起きて活動している状態では緊張に晒され、イライラしている時にベータ波(13〜40ヘルツ)が多くなり、ストレスへと変化します。休む暇なく緊張状態で活動している人ほど、このベータ波が多く現れている状態が続いていて、ストレスが蓄積されるのはいうまでもありません。
人は癒しの音楽に分類される曲を聴く事によって、脳内にアルファ波が流れてリラックスした状態になります。中でも1/fゆらぎを持つ音楽(特にクラシック)を聴いている時に出やすいと研究結果からも照明済みです。
そのため施術では癒しの音楽に該当する曲を多く使用し、脳内にβ-エンドルフィンなどの快感ホルモンを分泌させ、免疫細胞を活性化、治癒力を高めるアルファ波を発生させて、心身ともにリラックスしてもらうようにしているのです。