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サウナsauna
日本でも銭湯や温泉に設置されている事の多いサウナは、心地良く汗を流して健康にも良い事から様々な年齢の男女に人気です。
サウナにはどんな種類や効能があるのかをここではご紹介します。ハワイのサウナは日本とは違った雰囲気を楽しむ事が出来ます。
サウナとは？
サウナの発祥はフィンランドです。「サウナ」は今では世界中どこでも通じるフィンランド語の一つで、「蒸し風呂」という意味です。
本来の意味の通り現在でもサウナは温度や湿度の高い蒸し風呂の事を指し、サウナの発祥地であるフィンランドでは熱した石に水をかける事により発生する水蒸気で室内を蒸すウェットタイプのサウナが主流となっています。
暑い蒸し風呂により発汗作用が促され、血の巡りが良くなり、体内の老廃物を排出しようと身体が働き掛ける為美容やダイエットにも効果的だと言われています。
サウナの始まり
サウナの始まりは今から約2000年前へと遡ります。
フィンランドはヨーロッパでも北に位置し、厳しい寒さの冬と白夜の夏を繰り返す大変過酷な生活環境の国です。
このフィンランドの人々が心と身体の疲れを取り去るために考え出したのがサウナでした。後に狩猟によって得た動物の肉や魚を燻製にする為の丸太小屋が沐浴場にとって代わりました。これが現代のサウナの始まりです。
また、サウナにはスピリチュアルな側面もあり、妊婦が赤ん坊を生む場所であり、新婦が結婚式の前夜に身を清める場所でもあり、遺体を清める神聖な場所でもありました。
サウナの普及
サウナは1936年のベルリンオリンピックの際、フィンランド人の選手がドイツに持ち込んだ事でドイツを中心に世界中に広まりました。
日本にサウナが広まったのはやはりオリンピックの際で、１９６４年に選手村の中にサウナが設置されたのが始まりだと言われています。
サウナの種類
ミストサウナ
お湯を霧状に放出するサウナです。
通常のサウナより低温で身体への負担も少なく、初心者の方にもお薦めです。発汗が著しいにもかかわらず、汗が蒸発しにくいため体が冷えにくい点が特徴です。
スチームサウナ
スチームボイラーを用いて救った水蒸気で室内を熱するサウナです。
ほぼ100℃の高温で作る水蒸気で、室内は40〜50℃に熱せられます。
蒸気ボイラ（スチーム）を用いて作った蒸気を室内に噴射して湿度を上げたサウナ。
ドライサウナ
近年日本で主流となっている遠赤外線を使用したサウナで、摂氏90〜110℃と乾燥した高温の熱気によって発汗を促すサウナです。
ドライサウナの場合湿度を伴うと火傷をする恐れがあるので水分を含んだものをサウナルームに持ち込んではいけません。
塩サウナ（ソルティサウナ）
サウナ内で体に塩を塗り、汗で塩が溶けた事による液を使って身体をマッサージ、また溶けきらない粒を使ってスクラブ効果を狙ったサウナです。
健康や美容に良いと注目を集めています。
サウナの注意点
体調不良の時の利用は避ける
サウナは疲労回復やリフレッシュ、健康促進の為に利用するものですが、入ったからと言って体調が即座位に良くなるわけではありません。 体調が明らかに悪い場合は利用を避けましょう。
食後すぐや飲酒後の利用は避ける
飲酒後や満腹の状態でのサウナ利用も身体に負担が掛かるので逆効果です。
食後1時間程度のインターバルを置いてからサウナを利用しましょう。
金属類のアクセサリーは外す
ネックレスやピアス、腕輪などのアクセサリー類は金属製の場合サウナで熱せられて高温になり、火傷してしまう恐れがあります。
共有スペースのマナーを守る
身体をかけ湯や先に洗うなどして清潔にし、一度湯船につかってから利用します。
この際、体が濡れていると発汗作用が阻害されますのでサウナルームに入る前に適度に体をぬぐっておきます。
サウナから出た後は水風呂等の冷水に入るのは心臓麻痺などの恐れもあるので控え、しっかりと水分補給をしましょう。
サウナの効果
- ・血行を良くし、新陳代謝を高め、健康になる
- ・汗腺から体内の老廃物が排出され美肌効果がある
- ・リラックス効果
- ・心地よい疲労感から安眠を得られる
