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ネイルアート manicure
最近はエステサロンでネイルアートの施術を行う店舗も増えています。
ネイルアートの歴史
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人々が自身を飾ることを始めたのは縄文時代と言われています。
縄文人は指輪や腕輪などの装飾品で自信を飾っていましたが、爪への装飾は始まっていませんでした。
同じ頃、異国では爪へのオシャレが行われていました。 - ・エジプト
- ネイルアートが最も早く行われていたという記録があるのがエジプトです。なんと紀元前3000年頃から既に爪へのオシャレが行われていて、ネイルアートを施されたミイラも発見されています。身分の高い人ほど濃い赤で爪を染めていましたが、この爪を染める染料は「ヘナ」という植物の汁でした。
- ・日本
- 日本で爪へのオシャレが行われるようになったのは平安時代です。ホウセンカやホオズキの汁を用いて爪を染める「爪紅（つまべに・つまくれない）」の技術が庶民にも広がりました。
ホウセンカの事を「ツマクレナイ」と呼ぶのはこれが由来です。ホウセンカの汁は乾いた後は水に濡れても色落ちが無く、長く楽しめたと言います。 - ・中国
- 中国でも古代から爪を染める文化はあり、こちらも身分の高い人程健著でした。エジプトと違うのは爪自身の裕福さを表す為男女共に爪を長く伸ばしていたこと。ヘナ等の植物染料の他に蜜蝋と卵白、ゼラチン等を用いて保護した上から金や銀で爪を彩っていました。また、爪そのものへのオシャレの他に長く伸ばした爪を守る豪華な爪カバーのオシャレも発展しました。
西太后のネイルアート
中国の絵画や映画で貴族階級の女性の指に、長くとがったカバーの様なものが付いているのをご存知ですか。中国では身分の高い女性は働く必要も身の回りの事も自分でする必要が無い、またそういった自身のステータスシンボルとして自爪を磨き美しく伸ばし、マニキュアの様に爪染めを施して整える習慣がありました。彼女が指に付けていたのは自爪を守り、折れない様に保護するカバー（護指）で、様々な宝石を埋め込んだ翡翠で出来た爪カバーを両手で4本も付けていたと言います。
太后は翡翠の護指以外にも純金や純銀、サンゴなどで作られた豪華な護指を多数所持し、使い分けていました。ネイルチップやスカルプチュアにラインストーンでアートを施す近年のネイルアートに通じる部分もありますね。
マニキュアの歴史
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ギリシャ・ローマ時代には上流階級の間では、ラテン語で手を意味する「マヌス」と保護するという意味の「キュア」を組み合わせた「マヌス・キュア」という言葉が誕生しました。これがマニキュアの語源とされています。爪を染める装飾は古代から行われていましたが、現在の様なエナメル塗料で爪を彩るようになったのは20世紀に入ってからです。
マニキュア用ニス、ネイルラッカーが登場し、1970年代に歯医者で詰め物などに使用していたレジンを使ったスカルプチェアが生まれました。
- ・ネイルアートブーム
- 近年注目を集めているネイルアートですが、人気の理由は比較的安価で手軽に行えることと時間がかからないこと、また、一度施術すると約3週間は楽しめることなどが挙げられます。
- ・ネイルサロンでの施術
- 自身でマニキュアを塗ったりジェルネイルしたりするのも楽しいもの。
しかし、誰でも自分で出来るものではありません。
まずは、ネイルサロンに行ってみると良いでしょう。エステのように「全て他人任せで手を差し出すだけで綺麗になる」というのも特別感を味わえてリフレッシュになります。 - ・ジェルネイル
- 最近、流行しているジェルネイルは、自爪に水飴の様なジェルを塗布し、UVライトで硬化する方法です。ジェルは混色したりホログラムやラメを混ぜたり無限の可能性を秘めています。
また、硬化後は柔軟性があって自爪にも優しいということ等が注目を集め20代〜の女性を中心に人気を集めています。 - ・スカルプチュア
- スカルプチュアはネイルチップ等の付け爪とは異なり、自爪にアクリル樹脂などを直接塗り爪を伸ばす、人口爪の技術です。自爪やジェルネイルでは難しい華やかな装飾や繊細なアートを施すことが可能です。しかし自爪を薄く削ってから施術することや、除去の際に強力な除光液（アセトン）を使用することから自爪への負担があるので注意が必要です。
